野球少年とスポーツ障害

2008年07月29日 22:55

先日、地元の新聞に「野球少年をスポーツ障害から守るには」という題名の記事が載っていました。

新潟の整形外科医の取り組みに関する記事です。

この医師は、新潟のある少年野球大会で、

「1試合あたりのピッチャーの投球数は70球まで」

という投球制限を提言し、ルールとして取り入れたそうです。

非常に画期的なことです。

また、日本スポーツ臨床医学会が発表した「野球障害に対する提言」の中では、

●小学生の練習は週3日以内

●投手の全力投球は1日当たり

 小学生50球、中学生70球、高校生100球 以内

と具体的な指標が示されているそうです。

しかし、多くの野球指導者は、これを知らなかったり、知っていても勝負優先で無視してしまう。

ちなみに、息子が肘を痛めた試合での投球数は108球でした。

こういった現状で、新潟の大会で「70球」という投球制限を導入したことは、故障防止につながる大きな一歩と言えるでしょう。

 

実は今日、肘痛の息子を連れて近所の整形外科に行って来ました。

もう痛みは殆どないのですが、本人が不安そうなので一応診てもらいました。

スポーツ整形で評判の病院が家のすぐ近くにあるんです。

幸い、骨に異常はなく軽症だということなので安心しましたが、そこの先生も、

「理想は1日50球以内」

と言っていました。

学会の提言と一致しています。(当たり前かもしれませんが)

 

少年野球の多くの指導者には、こういうガイドラインがあることをぜひ知ってもらいたい。

私も今までは故障についてあまり考えていませんでしたが、子供たちが健康にスポーツを楽しめるように配慮するのは大人の責任だと思います。

勝負よりも健康・安全第一に考えるべきです。

本当は私も子供たちに勝たせてあげたいし、息子が投げる姿を少しでも長く観たいです。

でもそれを優先すると、一生野球が出来なくなるかも知れません。

これからはチームの監督・指導者にも口出していこうと思います。

 

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