公式戦初マウンド

2008年02月18日 23:04

ことらの公式戦初マウンドについて語ります。


去年の7月のはじめ。

ことらたち4年生以下のチームの公式戦2試合目でした。

相手は強豪TS。春の練習試合では23−0で破れ、その後の公式戦でもコールド負けの相手です。

今度は何とか一矢報いたいと意気込んでいましたが、正直勝てるとは思っていませんでした。

 

実はこの日、午前中から試合が始まる予定でしたが、こぶたちゃんの運動会と重なり、家族は運動会に来ていました。

こぶたちゃんは、リハーサルでも一人だけ何にもせず、先生にくっついてばかりいました。

嫁は、「どうせ何もやらないんだから、ことらの応援に行きたい・・・」とまで言っていましたが、そうもいかず、こぐまと4人でこぶたの応援をしていました。

そしたら、こぶたちゃん、入場行進から、手を振って歩いてきて、準備体操も元気にやっているではないですか!。

その後も、かけっこ、お遊戯と張り切ってやっていました。

「見に来てよかったね」 「でも、ことら、どうなったかな」

試合の様子を気にしていると、場所と時間が変わったとメールがあった。

 

運動会が予定より少し早く終わったので、昼過ぎに急いで試合場にかけつけた。

幸いなことに試合は始まったばかりの様子。

ところが、そのマウンドにはことらが立っているではないか!。

ショートで先発だと思っていたのに・・・。

と思ったら、その回が終わった。まだ1回表だった。

「何が起こったんだ?」

聞いてみると、先発ピッチャーが立ち上がりから3連続フォアボールで、急遽ことらがマウンドへ。

公式戦初マウンドが、いきなりノーアウト・満塁かよ!

一人目の4番は歩かせてしまい押し出しで1点献上。

しかし、その後は2者連続三振、そして次のバッターをキャッチャーフライに仕留めたのだった。

たいしたもんだ。いい度胸だ。見直した。

おやじはドキドキしていた。こんなに緊張したのは久しぶり。

 

1回の裏、ことらは2ランスクイズを決めて、その後も連打で一気に逆転した。

2回の表は先頭打者は簡単に打ち取ったものの、その後、四球、ヒット、四球で1アウト満塁のピンチ。

ここでバッターはクリーンナップを迎える。

ピッチャーの親というのはこんなにドキドキするのか。心臓に悪いゾ。

しかし、また魅せた。

3番、4番を連続三振に仕留めた。

これでチームも波に乗り、ことらもランナーこそ出すものの、無失点で切り抜け、終わってみれば9−1の快勝。

23−0の相手に見事にリベンジしたのだ。

最後のバッター(4番)を三振にとると、チームメイトが一人二人と、ことらに駆け寄り、声をかけたり、お尻をポンとたたいたり。

本当にすばらしい光景でした。

 

翌日は決勝戦でしたが、この日の夜、「明日も投げたい・・・」と言って、ことらは眠りにつきました。

「ピッチャーだけは絶対にやりたくない」と言っていた、あの引っ込み思案が、ここまで変わるのかと驚きました。

ピッチャーの楽しさに魅せられたのか、それとも野球の素晴らしさに・・・。

 

決勝戦は、ことらが先発、3回無失点で前日の先発君へつなぎ、完封リレーで18−0の大勝で見事優勝!。

 

我が家にとって、2007年で最も幸せな日でした。

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